ただ流れに逆らわず、
運を信じて出会ったのが税理士という仕事

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溝江 重紀

T半田事務所 事務所長 / 税理士

大学では経済学部に所属。簿記が不得意で、卒業後は大手自動車メーカーに就職したが、すぐに自分のやりたいことと違うと感じ、妹からのアドバイスで税理士を志す。その後、会計事務所に再就職し、働きながら勉強。当時、簿記論と財務諸表論を1年で合格し、「これは簡単だ!」と思った矢先、次の税法課目でつまづき、働きながら10年かけて税理士に。2007年に独立し、自身の会計事務所を経営。以前から知り合いである河合代表とのひょんなことから、2018年10月に、当社の豊田オフィスと経営統合して、自身の事務所の職員ごと、ミッドランド税理士法人に移籍。晴れてアライアンスの一員となる。


これまでの人生、勢いのある人には縁があるように感じます

自身の事務所を立ち上げて11年目を迎え、個人事務所としてこの先どうしていこうか考えていた時、昔から知り合いである代表の河合と会い、「一緒にアライアンスでやろうよ」という誘いを頂いたことをきっかけに経営統合を決めました。最初はAIやRPA、業界の啓蒙など、大きな夢を語る人だなぁという印象でしたし、統合の話もどこまでが本気か分からなかったのですが、今まで自分では到底たどり着くことのなかった、と言うよりはやるべきは自分ではないと思っていたテクノロジーの話を、先駆者としてやっていきたいと語る河合を見て、この人の近くで仕事をしたいと思いましたし、その一員になれたことにワクワクしています。


「とりあえずやってみる」精神で失敗したことはほとんどない

今回の統合の話も「もういっか、やってみよう」と最初は勢いで決めましたが、結果的に統合して良かったと思いますね。アライアンス内に知多半島のオフィスはありませんし、「ミッドランド税理士法人」の規模感やブランド力があるからこそ出来る仕事があるなぁと感じています。これまでも、税理士としては真面目にやってきましたが、経営者としては結構その場の勢いや自分の直感を大事にしてきました。経営者人生を振り返ってみても、さまざまな選択の瞬間がありましたが「とりあえずやってみる」「それから後で考える」という実行優先型の思考で概ね成功しているし、大きな傷になったことがありません。そもそも税理士なんて職業を知らなかった私が経営者にまでなれた。これが証明しているのではないでしょうか。悩んだり考えて立ち止まるくらいなら、流れや運に身を任せてでも、前進することが成功への近道だと考えていますね。


専門分野に特化することで、より顧客のニーズに合った事務所へ

現在私自身は、プレイイングマネージャーとして日々お客様のもとへ訪問。自分自身が経営者である経験を踏まえ、経営者の痒いとことに手が届くご提案を行っています。最近では超高齢化社会の影響から、基本業務以外にも相続や資産に関する相談も増えて来ました。これらは特別に営業活動をしたわけではありません。ほとんどが顧客からのご紹介です。こういった紹介が頂けるのは、顧客満足度の高いサービスが提供できている証であり、大変充実した毎日を過ごせているなと改めて感じる瞬間ですね。
このように需要が高くなってきている相続や資産は、実績が少なく苦手としている税理士事務所も多いです。だからこそ、半田事務所では経営指導と資産税のコンサルティングに注力していきたいと考えています。なぜなら、全員同じ免許を持っている医師だって現代では得意な分野での特化型。オールマイティにこなせる医師よりも、何か1つ専門分野を持っている医師の方が患者にとっては安心感がありますよね。
必要としている人たちに選ばれる、そんな事務所にしていきたいです。


究極的に言えば、業務の大部分は人との「対話」が占めている

私自身まだまだ税理士としては学ぶことが多く、誰よりも多く現場に出て学びたいと思っています。顧客の悩みを丁寧にヒアリングし、専門家として解決する。当たり前のようでこの作業が実は1番難しい。個人としても事務所としても、もっとレベルアップしていかないといけないですし、それが私の今の目標でもあります。現在進行形で、業務のテクノロジー化が進む当社では、業務の簡素化や省人化を図っていますが、それでも絶対に機械化できないのが顧客や同僚との「対話」だと思います。互いの意見を出し合いながら意思決定していく。この作業はテクノロジーでは完璧には処理できない。私たちはここの精度を高め、お互いの意図を汲み取り、理解しあう事でバランスをとっていく。これからの税理士に求められている能力は、まさにこれなのだと、ここへ来て再確認しました。

どんな方でも頑張ればなれる。大事なのはその先の目指す場所

税理士という仕事は、私みたいなゆるい人間でもなれます。勉強が好きであれば得意不得意に関わらず、努力が結果に繋がりやすい職業なんですよ。ただ、スタートラインに立った時からが勝負です。誰よりも知識量を増やし、訪問数を稼いで実績を積み重ねたり、一人前になるまでの道のりが長いのがこの職業の面白いところであり、大変なところでもあります。だからこそ、成長意欲の高い方に来てほしいですね。今はまだ、誰かに勝ったり秀でていなくてもいい。諦めずに努力し続けられる人が最後には勝つものです。深く考えずに自分の信じた道へまずは1歩踏み出してみることが大切です。
私自身も税理士としては、まだまだスタートラインに立ったばかり。個人としての夢は特にありませんが、しいて言えば携帯電話を置いて、のんびり温泉旅行にでも行きたいですかね。結局、事務所に呼び戻されそうですが…。だから、税理士としての夢が叶うまでは、お預けでいいかななんて思っています。